風景論-6-

_20180405_161818.JPG
宮内庁が管理している御陵が、京都市内から西の方には、あちこちにあります。
その管理地の御陵には、掲載した写真のような柵があり鳥居があります。
目に見える形で、その場所へ赴くと、その姿が確認できます。
いまや、これら御陵は、社会的な風景となっている光景です。
この光景を見て、ぼくは、内的な風景へとイメージをふくらませていきます。
表現とは、その外的風景を表して、内的風景を感じさせることではないか。
現代に近づくにつれ、この内的風景を表すことが、表現の大きなテーマとなります。
文学でいう「内面の発見」という概念です。
表現の歴史をざっくりと俯瞰してみると、内面を発見してくる歴史でありました。
この内面という問題を、絵画や写真という静止したイメージで、解いていく作業。
このことが、いま求められている課題なのだと思います。
いかに具体的に、それがイメージとして成立するか、でしょうか。
posted by tansui at 11:28Comment(0)風景論