芸術のはなし-2-

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芸術って文字が現わされてくるのは何時の時代か。
かなり最近のことではないか、たとえば20世紀の初めごろとか。
とはいえ現在、芸術という熟語があり、アートとかアルスとか同義語があります。
日本語で書くと芸術、旧字で書くと藝術、ということになります。
その芸術といっている中身のこと、あるいはどういう状態なのか、ということ。
芸術する、アートする、芸術作品、アート作品、行為をあらわす、結果の作品のこと。
この芸術ということの行為のことを捉えてみようと思います。
芸術するとは、モノを作ること、目に見える形のものを作ること、ということでしょう。
貴人で行為すること、共同ですること、共同では制作の工程があるから分担すること。
ここではまず個人で行為することに限定して、そのことを考えてみたい。
この行為は、表現ということ、内部の欲求を外部に表し現わすことでしょうか。
身体表現、言語表現、絵画表現、いろいろと表現する手段がありますね。
様々な表現形式が複合的に組み合わされて、芸術作品となるケースが多いです。
さて、とはいえ、表現する個人の営みのこと、個人はなぜ表現しようとするのか。
表現したい欲求でしょうか。
なぜ表現したい欲求が生じてくるのでしょうか。
人間の根源的な、これは動物としての根源的な、問題であるかも知れません。
食べる、子孫をのこす、欲求の根源は、このふたつにあるのでしょうか。
こういったレベルで、現在、芸術といっている個人の行為を見つめてみたいのです。
(続く)


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